FPの知恵・要望を結集したライフプランソフト開発ブログ

家計分析・シミュレーションソフト「FinancialTeacherSystem」や、家計に関する情報をお届けしています

解約して元本割れしてしまった保険も、使い道がある

短期間で解約すると、解約返戻金がもらえても元本割れしちゃう保険がありますよね。
終身保険、養老保険、個人年金、学資保険、などなど。

元本割れすると損するから、契約はよく考えてね~と、多くのFPの方が情報を流しています。
でも、やむを得ずこれらの保険を解約し、元本割れする事態になる場合もあるでしょう。

そんなとき、知っておくと役立つ小ネタです。

 
元本割れしてしまった保険の解約返戻金は、他の一時所得と内部通算をして、所得税を減らすのに使えます。

詳しくは、下記国税庁のサイトでも記載されていますが、
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shotoku/02/04.htm

保険A……解約返戻金 100万円 掛金 200万円   差引△100万円
保険B……満期保険金 2,000万円 掛金 1,200万円   差引800万円

この2つ以外に一時所得に該当する取引がない場合は、この年の一時所得は

(100万円+2000万円) - (200万円+1200万円) - 50万円 = 650万円

となり、保険Aの元本割れ金額△100万円が税額軽減の効果を生みます。

国税庁のサイトでは、保険同士の内部通算ですが、他の一時所得でも同じように内部通算は可能です。
保険解約で元本割れになっても、何かしら一時所得があれば(競馬でがっぽり稼いだとか、まあめったにないですけど)、税の軽減に使える、という小ネタでした。

なお、「5年以内の解約における解約返戻金は、金融類似商品とみなし源泉分離課税」に該当する保険は、この話の対象外です。

 
なかなかマニアックなお話でしたが、ご参考になれば幸いです。

で、実は先日のFP2級で、ここまでのことを理解できていないと間違えてしまう税金計算問題が、出題されたのです。
この内容は各社の試験対策テキストではほぼ解説されていませんし、FPといえども知らなかった人が圧倒的多数と思われます。

受験者泣かせの問題ですね・・・。
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  1. 2015/10/29(木) 22:10:05|
  2. 税金
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ライフプランソフト バージョンアップ / 公的年金設定画面でのエラーを解消

「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト」がコンセプトの Financial Teacher Systemが、バージョンアップしました。
今回のバージョンアップ内容は、次の通りです。

 
●1
勤労収入を一度も入力することなく、公的年金の設定をした場合に、特定状況下でシステムエラーが発生する問題に対応しました。
現在はこのシステムエラーは発生しないよう、対応済みです。

 
FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト Financial Teacher Systemは、FPの皆様から寄せられるご要望を次々と実現しています。
複雑化するファイナンシャルプランニング業務を、より柔軟に効率よく行えるよう、豊富な機能と、使いやすさを追求しています。

当ライフプランソフトへのご要望は常時受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
今後も「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト」がコンセプトのFinancial Teacher Systemを、引き続きよろしくお願いいたします。

 
FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト Financial Teacher System 公式サイト
http://financial-teacher.net/

Financial Teacher Systemのfacebookページ(最新情報の提供、ソフトへの意見交換の場として活用しています)
https://www.facebook.com/financialteachersystem

 
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  1. 2015/10/27(火) 06:24:58|
  2. ライフプランソフト/金融シミュレーションソフト
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学資保険の検討で大切なこと

こないだの9月のFP技能士3級に、次のような問題がありました。

 
問.次の記述が適切なら1を、不適切なら2を記入しなさい。

学資(こども)保険は、生命保険会社によって、返戻率(受取総額÷既払込保険料総額)や保障内容が異なりますので、加入を検討される際には、返戻率に加えて、保障内容も十分に確認する必要があります

 
答え:この記述は適切ですから1が答えです。FPたるもの、正解できて当然です(3級試験ですよ~)

でも、FPの方が書いている学資保険の記事では、返戻率のことだけを取り上げて良し悪しを書いているものも見受けられます。
保障の存在を無視しているのです。

一般の方に対しては、こういった保障の情報も、適切に届けることが大切だと思います。

返戻率のことしか書いてないFPは、3級に戻ってやり直し! って私は心の中では思っています(笑)
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  1. 2015/10/25(日) 20:03:15|
  2. 年金・社会保険
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ライフプランソフト バージョンアップ / 通信系エラーの軽減対策を実施

「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト」がコンセプトの Financial Teacher Systemが、バージョンアップしました。
今回のバージョンアップ内容は、次の通りです。

 
●1
スマートフォン、タブレットでお使いの一部の方において、通信環境の特性が原因によるエラーが発生していましたが、そのエラーの頻度を軽減させました。
該当していた方は、よりスムーズにご利用いただけるようになりました。

 
FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト Financial Teacher Systemは、FPの皆様から寄せられるご要望を次々と実現しています。
複雑化するファイナンシャルプランニング業務を、より柔軟に効率よく行えるよう、豊富な機能と、使いやすさを追求しています。

当ライフプランソフトへのご要望は常時受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
今後も「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト」がコンセプトのFinancial Teacher Systemを、引き続きよろしくお願いいたします。

 
FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフト Financial Teacher System 公式サイト
http://financial-teacher.net/

Financial Teacher Systemのfacebookページ(最新情報の提供、ソフトへの意見交換の場として活用しています)
https://www.facebook.com/financialteachersystem

 
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  1. 2015/10/24(土) 20:45:55|
  2. ライフプランソフト/金融シミュレーションソフト
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携帯販売の窓口で、保険を販売するというニュース

携帯販売の窓口で、保険を売るですか。ろくなことにならない気がしますが・・・。

本来はシンプルな料金体系を、本来不要なオプションをつけまくって必要以上に複雑にする。
複雑な状態になった商品を契約しないと、広告でうたっている魅力的な割引は一切適用できない。
こんなやり方で、各種法律に違反しない範囲で消費者を誤認させつつ(と言ってもよいでしょう)契約を取るのが、携帯販売の業界。

こんな手口に慣れた人が、保険を売って、いいことがあるようには思えませんが・・・。

 

「携帯料金と保険料支払いのセット割引も検討しており、近く発表する。」
そうニュースには書かれています。

この提携で今以上に、携帯料金のスゴイ割引文句が出るかもしれませんね。
で、販売店に行ってみると、実はオプションとして個人年金への加入が必須で、そうしないと宣伝している料金プランが適用できないとか。
そういうことやりだすと、まずます保険業界も携帯販売業界も悪者にされると思います。

個人的に考えてみた、あり得そうな事例を挙げてみましたが、この提携がどんな結果を生み出すのか、気になるところです。
変なものを掴まされる消費者が、今以上に増えないことを祈ります。

↓そのニュース
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151020-00000502-biz_san-nb
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  1. 2015/10/21(水) 00:11:35|
  2. 筆者のつぶやき
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顧客の要望は素直に実現しない。企画の発想で考え抜き、根本的な課題解決につなげる

ちょっとした、独り言的つぶやきです。

顧客の要望・問題点を解決していくのは、ビジネスでは当然のこと。
(そうしないと、顧客はついてこない)

しかし、それを表面的に解決するのではなく、顧客の要望や問題点により一歩踏み込んで解決することが、他の同業より優れたビジネスを行うための原動力になります。

 
顧客が訴える要望や問題点は、実は氷山の一角にすぎず、もっと根本的な要望や問題点が存在している場合もあります。この時、顧客の要望・問題点を表面的に解決しても、次々に別の新たな課題が出続けてしまい、なかなか根本的な解決につながらないこともあるわけです。

顧客が訴えたことは課題の一部であり、それを表面的に解決するのは部分的な解決にすぎません。
なので、その根本的な部分、本質的なところを解決することが大切なのです。

そのような取り組みを、顧客が訴える前に先行して活動できれば、なお素晴らしいです。
結果的には顧客の要望を実現し、問題を解決できるのですが、いわゆる「潜在的な課題を解決、潜在的なニーズを満たす」といわれる活動を実現することにもなります。

これは、企画の領域に近いです。無から有を生み出す活動に似ています。
このレベルに達することができれば、同業より優れた存在として、活躍し続けることができるのではないでしょうか。

たくさんの経験を通して、企画の発想で根本的な課題解決ができる人が増えてほしい。
抽象的なお話でしたが、こんなことを思ったのでした。
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  1. 2015/10/14(水) 18:34:16|
  2. 筆者のつぶやき
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プロフィール

著者:「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System」開発チーム代表 佐藤潔之

著者:「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System」開発チーム代表 佐藤潔之



金融業界でシステム開発に関わっているITコンサルタント・システムエンジニアです。当ライフプランソフト(家計分析シミュレーションソフト)はどなたでも使えるフリーソフトなので、どうぞご利用ください。

マネーやFPに関する勉強会を複数運営しています。詳しくは下記リンクの項目をご覧ください。

保有資格:FP1級/証券外務員1種/簿記2級/データベーススペシャリスト/情報セキュリティスペシャリスト/応用情報技術者/Microsoft認定ITプロフェッショナル

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