父母のどちらかが再婚することになった場合、その子供が両親から相続できる財産の金額は最終的に減ってしまいます。
なぜなら、再婚した父または母が死亡した時、その財産の1/2は、再婚相手側の家系に流れてしまうからです。
父または母が再婚した場合、その子ができるだけ相続できる金額を増やすためには、父または母の再婚相手との間で養子縁組をすることです。そうすると、再婚相手が死亡した時にも相続権が得られるため、幾分かは得られる相続財産額を確保することができます。
なお、子どもにとって両親から最も多くの財産を相続するためには、両親が再婚しないことが最良の選択です。
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- 2011/08/28(日) 22:32:53|
- 相続・事業承継
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この内容は、2級FP技能士の試験範囲内容を超える内容です。
2級3級受験者の方は、参考情報として抑えておいてください。
なお、1級FP技能士を目指す方は、知っておくべき内容です。
相続人のなかに、被相続人から贈与や遺贈を受けた人がいる場合、法定相続分で遺産分割を行うと、贈与を受けた人とそうでない人との間で不公平が発生します。
これを公平にするために、その贈与分を被相続人の財産に組み戻して相続財産に合算し、それをもとに遺産分割を行い、贈与の価格を控除した残額を相続する、という制度があります。
このような過程を経た相続分を、特別受益者の相続分と言います。
要するに、遺産を生前に前渡した分については、遺産相続の時点で考慮しましょうね、という制度です。
詳しくは、下記URLにて解説されています。
http://www.my-adviser.jp/column/detail.php?id=483http://www2.odn.ne.jp/~cjj30630/kiyo.jueki.htmlこの記事では、ほかにも、遺言で、特別受益をなかったことにできること(特別受益の持戻しの免除
)についても記載があります。
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- 2011/08/24(水) 22:30:41|
- 相続・事業承継
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依然として円高圧力が強いといわれています。しかし1ドル76円をなかなか超えようとしません。
1ドル76円を超えて75円台になると、再び為替介入が行われるという警戒感が強いからと思われます。
介入を警戒しているということは、それだけでも介入をした効果があったといえるでしょう。
ですが円高圧力は弱まる様子が感じられませんので、引き続き警戒は必要でしょう。
介入圧力が弱まれば、円高が進んでもおかしくはありません。
この先も、円高の状況は当分続くのでしょうかね・・・
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- 2011/08/23(火) 21:26:30|
- 金融資産運用・経済
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和牛商法で有名な安愚楽牧場が経営破たんしました。
安愚楽牧場は昔から、さまざまなマネー雑誌でもたくさん広告を出しているので、ご存知の方もそこそこ多いのではないでしょうか。
こういう広告を見て、投資をされた方も大勢いらっしゃると思います。
(先月発売の某マネー雑誌でも、広告が載っていますが・・・)
破たんしたあとに話題にするのも遅いのですが、そもそもこの和牛投資は、はたしてまっとうな投資商品だったのでしょうか。
今になって安愚楽牧場の様々な内情が公開されています。
・とにかく配当を出すために口蹄疫問題の対象になっている牛を平気で交配している
・配当金を出すためにガンガン投資家を募るなど、配当の減資を出資金でまかなおうとしている
とうという現状も明らかになっています。
こんなやり方は、経営末期⇒投資詐欺に移行、というかたちでよく見る最悪の状況です
投資家からの解約を拒む事実も明らかになっており、大損を覚悟し始める投資家もいたようです。
この和牛商法に限らず、株式投資でもそうですが、単に儲かることを最大の関心ごとにしているようでは、投資家が最後に痛い目にあいます。健全な経営ができているか、配当を出せる根拠あるビジネスをきちんと行っているかということを、お金を出している投資家がしっかり監視をしていかなくてはなりません。
また、金融機関からではなく、直接個人からお金を集めるビジネスモデルにも、危険が付きまといます。
一般的に、ビジネスを進めていくうえで資金調達をしようとしたとき、銀行からお金を借ります。
残念ながら銀行からお金を借りることができなかった企業が、やむなく個人から高利回りをうたって直接お金を集め始めることがあります。
1年ほど前にも問題になった「ラブホテルファンド」も、個人から高利回りをうたってたくさんお金を集めていました。でも最後は、投資家に約束の配当を払えなくなる事態となりました。
ラブホテルファンドは、「本能に訴えるビジネスモデルであるため、高利回りが継続できます」などとうたい文句にしていましたけれどね。最後は、お金が回らない結果となりました。
個人から高利回りをうたってお金を集めるビジネスは、銀行がお金を出そうとしない「破たんの可能性が高い、金融面で脆弱なビジネス」であることが多いです。
「ハイリスクハイリターン」という言葉もあるように、高い利回りには、利回りを高く設定せざるを得ない悪い材料があるものです。
このような高利回り商品にお金を投じる場合には、本当に損をしないかよくよく考えて、投資をするようにしましょう。
・・・というよりも、こういう商品にお金を投じるのはやめたほうがよい、と書くほうが適切なのかもしれませんね。
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- 2011/08/22(月) 21:46:21|
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復興財源の新税導入断念へ…携帯・パチンコ課税
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110811-00000194-yom-bus_all震災復興の目的として、携帯電話税やパチンコ税なども考えられていたのですね。
このニュースで、初めて知りました・・・。
財源は必要なのは理解できますが、いつ、どのようなところを増税するのか、今後も同様の議論が起こりそうです。
どのようなところで増税になるかはまた今後も議論になると思いますが、自分自身がその税負担を背負う立場になったら、気持ちは複雑になりますね。。。
ふと、そんなことを思ったつぶやきブログでした。
仕事のお盆休みの方も多くなってきたでしょうか。
私はお盆休みはない身分なのですが(汗)、みなさまにとっての休日はぜひ有意義に過ごしてくださいね。
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【次回の勉強会のご案内】
8/20(土) 第7回FP技能士合格勉強会 (内容:実技試験対策)
■今回のテーマ
実技試験対策をテーマとし、実技試験を想定した問題を中心に構成しています(6分野すべてから出題)
3級受験、2級受験の方共に、きんざいまたはFP協会のどちらを試験する方にも、対応した内容にしています。これまで参加された方のお話を聞くと、FP協会ときんざいの違いを気にする方も多かったです。そこで今回は、あえて実技の模擬問題ばかりを集める会にしました。
実技試験対策のコツをつかみ、試験日までどの部分を重点的に勉強すべきかを確認する機会にしてくださいね!
※当勉強会には、受験有無、受験日時、学習の進度に関係なく、どなたでもご参加いただけます。
申し込みは、こちらから!
http://money-study.net/fp/session/schedule.htm
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- 2011/08/11(木) 19:05:31|
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