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FPの知恵・要望を結集したライフプランソフト開発ブログ

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ロボアドバイザーのいいところと、わるいところ

ロボアドバイザー(資産運用のロボット化、の意味)のサービスが、いくつかの会社から提供され始めています。

ロボアドバイザーは、次のようなうたい文句でPRされています。

・一部の富裕層が行っていた投資手法を、一般市民も使えるようになる
・最適なポートフォリオが自動的に組まれる
・最適な分散投資を効率よく行える
・証券会社・投信会社とは別の組織による投資助言であることから、公正中立/顧客第一主義を貫ける

これらのうたい文句はある意味当たっているのですが、実は必ずしもそうとは言えず、客観性に欠けたうたい文句です。

私は過去に、今でいうロボアドバイザーのシステムそのものを開発していたことがあります。
ロボアドバイザーは確かに良い一面もありますが、ロボアドバイザーにもさまざまな課題はあります。
それに、そもそも、「投資商品の未来の価格はわからない」という大前提がある以上、ロボアドバイザーであろうとも解決できない課題もあるわけです。
投資のあらゆる問題点を解消してくれる、魔法のサービスではありません。

私がかかわったのは、いわゆる機関投資家向けのサービスです。ロボアドバイザーは、それがBtoCの形で一般に開放されたものといえます。
プロ投資家相手のサービスなら問題ではなかったことが、投資のことをよく知らない一般市民相手にサービスを提供することで問題が発生することもあります。(仕組み預金などデリバティブ性商品が、まさにその好例です)

ロボアドバイザーのいいところは、今後いろいろなメディアやセミナーで語られると思います。そこで私からは、ロボアドバイザーの問題点やデメリットを含めて、何回かに分けて書こうと思います。

「ロボアドバイザー」は、Fintechという言葉とともにブーム化した概念なので、なんだかすごそうなものとして表現されることの方が多いです。
(ロボアドバイザーで何か問題が起これば、今度は悪い話ばかりがメディアを賑わすでしょうけれど)

そういったロボアドバイザーの表面的な情報だけでなく、ロボアドバイザーの内部の仕組みや問題点も踏まえたうえで、ロボアドバイザーがいいのか悪いのか、お金を払っても利用すべきかどうかの、判断基準を持ってもらえればと思っています。
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  1. 2016/01/23(土) 21:38:46|
  2. 金融資産運用・経済
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プロフィール

著者:「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System」開発チーム代表 佐藤潔之

著者:「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System」開発チーム代表 佐藤潔之



金融業界でシステム開発に関わっているITコンサルタント・システムエンジニアです。当ライフプランソフト(家計分析シミュレーションソフト)はどなたでも使えるフリーソフトなので、どうぞご利用ください。

マネーやFPに関する勉強会を複数運営しています。詳しくは下記リンクの項目をご覧ください。

保有資格:FP1級/証券外務員1種/簿記2級/データベーススペシャリスト/情報セキュリティスペシャリスト/応用情報技術者/Microsoft認定ITプロフェッショナル

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