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雇用保険と老齢年金との併給、在職老齢年金に関する小話

老後の年金に関する制度は複雑ですね。
先日、下記内容でお話しする機会がありました。
実務上の損得にかかわる話でしたので、皆さんの参考にもなるかも!?と思って、こちらにもメモしておきます。


========================= 
65歳以上になると、いわゆる雇用保険(正確には、雇用保険の基本手当)はもらえなくなる。
65歳以上の場合は、数か月にわたる基本手当ではなく、最大で50日分の高年齢求職者給付金が支払われるのみ。

基本手当をもらっている状況で65歳を迎えても、受給中の基本手当は打ち切りにはならなず、支給され続ける。
その場合、65歳以上の年金とも併給され、両方受け取れる。
なので65歳になる直前に基本手当がもらえるようになれば、得をする計算になるが、受給決定が65歳にずれ込むとそもそももらえなくなるため、あまりぎりぎりを狙うのもリスクを伴う。

 
年金をもらいながら厚生年金に加入すると、在職老齢年金の制度によって年金が減らされる場合がある。
65歳以降に働くとしても、一般的には高い給与は期待できない。そのため、65歳以後の年金カットはそう心配することはない。

在職老齢年金の減額は「総報酬月額相当額」を基に計算する。
「総報酬月額相当額」とは、直近1年の賞与込みの月収のこと。
そのため、60歳直後は前年の給与が多いこともあり、結果として「総報酬月額相当額」が高額になることが多いため、60歳以降年金をもらうにしても、カットされる年金額が多くなる傾向がある。

定年後、同じ会社に再就職しても、別の会社に再就職しても、厚生年金に加入する以上は、在職老齢年金による年金カットはやはりある。
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  1. 2016/05/06(金) 10:01:10|
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著者:「FPの知恵・要望を結集した無料のライフプランソフトFinancial Teacher System」開発チーム代表 佐藤潔之

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金融業界でシステム開発に関わっているITコンサルタント・システムエンジニアです。当ライフプランソフト(家計分析シミュレーションソフト)はどなたでも使えるフリーソフトなので、どうぞご利用ください。

マネーやFPに関する勉強会を複数運営しています。詳しくは下記リンクの項目をご覧ください。

保有資格:FP1級/証券外務員1種/簿記2級/データベーススペシャリスト/情報セキュリティスペシャリスト/応用情報技術者/Microsoft認定ITプロフェッショナル

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