今回のバージョンアップで、確定拠出年金のシミュレーションに対応いたしました。
多くの方からご要望をいただいておりながら、ご提供が遅くなり申し訳ございませんでした。
メインメニューに確定拠出年金の項目が追加されていますので、どうぞご利用ください。
(一般ユーザーの方は、「高度な設定」の中にメニューがあります)
設定した確定拠出年金の内容は、レポート内において次の個所に反映されます。
毎月の掛け金:
キャッシュフロー表において、社会保険料の欄に金額が計上されます(掛金は支出項目として取り扱います)
なお、金額が計上されるのは、個人型確定拠出年金などで本人が拠出した額のみです。
企業型確定拠出年金で会社が掛け金を負担した分は、社会保険料の欄には計上されません。(積み立て資産額には組み込まれて計算しています)
運用利回り:
受取時まで固定利率でシミュレーションすることもできますし、段階的に利回りを変更することもできます。
若いうちは利回りの高い運用(=高リスクの運用)、定年に近い時には利回りの低い運用(=安定運用)などをシミュレーションできます。
一括受取をした場合:
当ソフトでは退職金の一種として取り扱います。
そのため、レポートにおいては退職金の欄に金額が表記されます。
また、キャッシュフロー表では退職金の欄に受け取った金額が計上されます。
年金形式で受け取る場合:
当ソフトでは、老後年金の一種として取り扱います。
そのため、レポートにおいては老後年金のページに金額が表記されます。
また、キャッシュフロー表では老後年金の欄に受け取った金額が計上されます。
税金計算処理について:
毎月の掛け金(会社拠出額は除いた本人拠出分)は、実際の所得税・住民税の計算方式に基づき、全額所得控除として取り扱っています。
年金形式で受け取った金額は、所得税において公的年金にかかる雑所得として所得控除を適用しています。
一括で受け取った金額に対しては、現時点で税額の計算を行っていません。2017年1月に退職金の仕組みを全面的に見直すため、その時に所得税と住民税の計算処理を適用します。
その他:
将来のバージョンアップで、現在凍結されている法人税課税時のシミュレーションや、確定拠出年金にかかる手数料も加味したシミュレーションに対応することを検討しています。
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- 2016/12/14(水) 22:27:25|
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